こちらに移住した理由。
ダイビングの後に食事に行ってよく聞かれることを順に並べてみると
一番多いのは どうしてここに住むようになったか
二番目は 日本にはどのくらいの頻度で帰るのか
三番目は どのくらいのお金で一月暮らせるのか です。
出来る範囲でこの事については丁寧に答えていますがたまに丁寧に答えるのが面倒くさくなることがあります。
私は相手から質問を受けて答える立場にいます、これが逆転することはありません。
私に質問をしてくる相手を私から見ると 初対面で 名前も知りません 職業も知りません あるのはダイビングの繋がりです。
私に興味を持ってくれることはありがたいのですが話をしていて私の基準で滅多にない事ですが 初対面でそこまで聞くのかよ と思う人もいれば 答えるのが当たり前だ という感じで接してくる人もいます。
例えば 日本に家は有りますか 何処にありますか 誰が住んでいますか
或いは 収入は有りますか どんな収入がありますか 年金はいくらもらっていますか
また 日本で受ける健康診断は入院しますか どんな内容の健康診断を受けますか 等々細かい事を聞いて来ます。
もし私が相手にこれらの事を尋ねるのであれば 不躾な質問で恐縮ですが これこれの事情でそこを詳しく知りたいので という言葉を加えから相手に質問します。
私は この質問に答える必要がない と思った時には それはまあ それはちょっと と答えますが相手は それはまあ それはちょっと の意味を理解してくれません。
それはまあ は その事はあなたに関係の無い事なのであなたに話す必要はないと思っています の短縮形で全文を話すと話に角が立つし相手に恥をかかせることになるので それはまあ と柔らかく拒否しているわけです。
それはちょっと は その事はちょっとあなたには話せない・話したくない の短縮形で上の短縮形と同じように全文を話すと話に角が立つし相手に恥をかかせることになるので それはちょっと と柔らかく拒否しているわけです。
みんなで楽しく食事をしている場なのでお互いに気を使って楽しく過ごしましょうよと言っている訳です。
それでも続けて でどうなんですか と聞かれた場合には仕方がないので笑いながら そこは話したくありません と答えて話を打ち切ります、再度その人から質問を受けても答えません。
食事の場なのであまり不快な話はしたくありませんしふさわしくありません。
どうしてここに住んだのかという質問には この国は英字のアルファベット表示なので読む事が出来るしドライブ位にも行けるから と答えています。
本当の理由はここではアレルギーの症状が現れないからなのです。
日本にいた時にはアレルギーの症状に悩まされて薬も内服薬と外用薬を併用していました。
花粉の季節には酷い花粉症になりそれ以外の季節でも花粉所に似た症状 くしゃみ・鼻水・鼻づまり・涙・皮膚のかゆみ が一年中ありました。
こちらにダイビングで一ケ月留学してしばらくすると日本から持ってきた薬を使わなくてもアレルギーの症状が出なくなりました。
日本に帰ってからしばらくすると薬なしで生活する事は出来なくなり前の症状に戻りました。
その繰り返しが三回続きました。
アレルギーの先生(主治医)に相談すると 転地療法は非常に有効ですよ と言われそれが今まで続いている訳です。
どうしてアレルギーの転地療法の話をしないのかというと食事の席で くしゃみ 鼻水 鼻づまり の話をするのは嫌だからです。
くしゃみ・鼻水・鼻づまり・涙・皮膚のかゆみ から爽やかなもの食欲を増す事は連想しません。
くしゃみをして飛沫をまき散らす、鼻から鼻水が垂れている、赤い眼をして涙を流している 等々私が食事の時に聞きたい話題ではありません避けたい話題です。
ですからアレルギーの話はせずにアルファベットの話をしている訳です。
俺は私そういう話題は平気だよ何とも思わないよ という方もいると思います。
その方たちは今回の話から関係のない方達です。
私はただ自分がされて嫌な事を他人にしないようにしているだけです。
日本から離れて住みたい場所がある人にお話しておきたいことがあります。
初期投資をしましょう。
そこに住んだ、気に入らない、こんなはずじゃなかった という事が起きないように 一週間あるいは二週間位のロングステイ を住みたいと思っている場所で何回も繰り返してみる事をお勧めします。
通常の旅では見えなかったこと感じられなかったことが解ると思います。
もしそこに住むのが何かの理由で嫌になったら止めればいいだけです。
そこに続けて住むことになった場合でも一年経たなければ三年経たなければあるいは五年経たなければ見えてこない事もあるのでそれは覚悟して下さい。
そして此処に住みたいと思った場合は 大きな部屋用の空調(室外機仕様) 網戸 電話・インターネット等の通信設備 部屋の改装 移動の手段(オートバイ・車) 銀行口座の解説 は最低必須でこれ以上の物が必要になります。
初期投資をしないと快適な生活は送れません。
皆さんはお話のなかで初期投資に触れる方はいませんがロングステイを含めてとても大切な事です。
初期投資をしたからと言ってそこに続けて住めるかどうかの保証はありません、それはあなた次第です。
そこに続けて住むことが嫌になればそこで打ち切ればいいのです。
初期投資は続けてそこに住むことが出来なくなった場合の中期投資の損失を防ぐための物だと考えればあきらめもつくと思います。
そして最低一年間の生活費は日本での預金の他に確保しておく必要があります。
次に大切な事は自分のスタイルを決めて流されない事です。
仕事をしている間は仕事をするためにしなければいけない事してはいけない事がありました。
退職するとこの枠が無くなってしまうのでこれに変わる自分のスタイルが必要になります。
何をしなければいけないのか、何をしてはいけないのかを自分で決めなければいけません。
不都合なことを変えていくことは当然ですが安易に流され自分の決めたことを守れない様では短期の生活しか望めません。
どのような自分のスタイルを持つかは個人々の問題でとてもデリケートです。
セブの居酒屋に昼あるいは夜に集まって仲間と酒を飲み話をしたりゴルフをする というスタイルも有ります。
セブに在住の日本人の多くはこのタイプです。
マニラのリトルトウキョウを中心にして生活をしている日本人も沢山います。
どんな生活を自分はしたいのか、どんな生活を自分が望んでいるのか、その事と、どんな生活を送る事が出来るのかは全く別のものです。
セブで暮らしていた方が ボホール生活は憧れなんだ と言って越してきました。
三ヶ月くらいでセブに戻りました、彼が思い描いていた生活がここで送れなかったのかここでの生活が肌に合わなかったのかその後会っていないので解りません。
噂ではセブの居酒屋さんで仲間と楽しそうに話していたそうです。
それが悪いと言っているのではありません、残された時間を自分に正直に生きる事が大切だと思っています。
日本にいた時に何をしていたかは忘れたほうが良いと思います。
組織を離れて個人になったわけですから昔の肩書にいつまでもしがみつくのはみじめで見っともない事です。
退職をされた繊維会社の部長さんだった人がダイビングに来ました。
誰もこの人の前職を質問していないのに退職した会社名と役職名が話の中に度々出てきました。
驚いたのは他の人に会社名や役職名を聞いた事です。
かつて自分が所属していた会社と役職を他の人と比べなければ不安でしかたがないようでした。
私にもお鉢が回ってきました仕方がないので 仕事も役職もすべて忘れたので答えられません と答えました。
この話は退職した個人・大人がいつまでも前組織にしがみつき自立できない例です。
私の友人の例です。
一緒に酒を飲んでいたら 退職したら受け取る年賀や暑中のはがきが減った と彼が言いました。
友達だと思っていた他社の友人から連絡が来なくなった と言いました。
あんたが友達だと思っていた他社の友人へは連絡を取ったのかと私が聞くと 彼は連絡はしていない と言いました、連絡しなければ返事は来ないだろう と私が言うと 彼は そういうものか と言いました。
彼は会社関係の知人を自分で勝手に自分の友人に格上げしました、そして格上げした友人から連絡がこないのはおかしいと勝手に思い込んでいました。
もともと会社関係の知人ですから彼が会社から退職すれば知人でもなんでもなくなり連絡がこないのは当たり前の事です、彼は退職して周りに人がいないので寂しくなったんでしょう、その時は当たり前のことが見えなくなっていました。
私は頭の言い彼でもそんな風になるのかと酔った頭で思いました。
話が移住から昔を懐かしんで抜けられない話に変わってしまいました。
終わり。
When I was lived in Japan, I was allergic.
This country does not have antigens.
I do not feel an allergic symptom now.
I live in comfortably here.

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